愛おしさはどこまでも
どんな瞬間もずっと見ていたい
心ではとても感じる気持でも
言葉ではうまく言えない
ちゃんと伝わってるのかな?
時々、こんな心配もしたりして
そう思えるのも、キミだけだから
「ニール、ここにいたのか・・・」
「何か用か?」
なんて意地悪な台詞もたまにはいいだろう
「いや・・・」
そういいつつも傍により、隣にちょこんと座る刹那
その姿はまるで小動物のようで、思わず頭を触ってしまった
「何?」
「ん、可愛いなって思ってさ」
「・・・・」
どうやら可愛いというセリフが気に入らないようで、少し膨れる
「今度さ、デートしようぜ」
「どこに?」
「さぁて、どうしようか 刹那のリクエストは?」
「お前がいればいい」
「困ったな それじゃ意味がないじゃねーか」
「何故だ?俺はお前がいればそれでいい」
きょとんとして、平然と言うからこっちが熱くなる
「デートの意味がないって言うの なんていうか、最近、ミッションばかりで窮屈だろ?思い出作り?」
「思い出・・・」
正直、この先ずっと一緒に入れるわけがないだろう
いや、本当はずっと一緒にいたい
でもCBにいる以上は無理な願いだ
俺たちは世界に喧嘩を売ったんだ
だからこそ、今の一瞬を、思い出を
沢山、作ってこの想いを埋め尽くしたい
喜びを分かち合いたい
それくらいしたって罰は当たらないだろう
なんてったって、俺らは恋人同士だからな
「なら今すぐ出かけよう」
「へ」
「時間が惜しい 今日だろう、お前の誕生日」
「覚えてたのか?!」
「思い出作り沢山するんだろ?」
勝ち誇ったように微笑む刹那
完敗だよ、お前の勝ちだ
ニールは瞳を細め微笑み返した
「お前が恋しいよ、刹那」
その言葉に数秒後、耳まで真っ赤に染め上げる少年がいた・・・
気持ちが同じ時は
一緒にいて嬉しくなるね
こーいうのを以心伝心って言うのかな?
今までもこれからも
俺を支えてくれる人が
キミでありますように・・・
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2012/03/03
おめでとうロックオンw